検索エンジンがコンテンツを判断する際の「テキスト情報と画像情報」について簡単に説明します。
たとえば、Google画像検索で「リンゴ」と検索するとリンゴの画像が表示されますが、これはGoogleのクローラーが画像を見てリンゴだと判断しているわけではありません。画像に関連付けられたテキスト情報を評価してリンゴの画像だと判断しています。
Google画像検索では、次のようなテキスト情報を評価しています。
- 画像が配置されたページ内のテキスト情報
- 画像が置かれているページのHTMLソース内にあるタイトルタグや本文、画像のalt属性などのテキスト情報を評価します。たとえば、「青森産のリンゴの紹介」というタイトルや「リンゴの画像」というalt属性が設定されている画像は、検索エンジンによってリンゴの画像として評価されます。
- リンク元ページの情報の評価
- クローラーはリンク元ページの情報も評価します。例えば、画像ファイル「apple01.jpg」に対して「リンゴ」というリンクが張られている場合、その画像はリンゴと関連付けられます。
要するに、検索エンジンは画像に関連するテキスト情報を重要な要素として評価し、その内容を決定しています。例えば、リンゴと関係ない画像でも「リンゴ」というキーワードが関連付けられていれば、リンゴとして表示される可能性が高くなります。テキスト情報は、検索エンジンがコンテンツを評価するために非常に重要です。